チームの目標達成のために

今期もそれぞれチーム目標と個人目標を決めています。
もちろん全体の会社目標もあります。
最近、つくづく思うのですが、目標というのはリーダー1人が頑張ってもなかなか達成できるものではありません。
ところが全員で頑張ると意外とあっさりいけたりするものです。
チーム目標の達成に向けて頑張るというのは、当社の場合はみんなで石積みをするようなものだと思うんですね。
目標に向けてのやり方として私はバケツリレー型と石積み型と二通りあると思います。 続きを読む

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

消費税アップ前の駆け込み購買報道に煽られるな

安倍総理が来春からの消費税のアップを決定し、マスコミはこぞってその前の駆け込み購買を煽っています。
今のうちに買っておかなきゃ損といった大衆心理をくすぐっています。
こうした報道を見ながら私は苦い失敗を思いだします。
エコカー減税の時の話です。 続きを読む

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

信頼関係を築くということ

先日、テレビのニュースを見ていたら、中国の漁船が韓国領海内で不法操業し、取り締まろうとした韓国警察官に暴行を働き、警察官多数が大けがを負ったと報道していました。映像をみても中国漁民の抵抗はすさまじく、先のとがった鉄パイプやナイフが飛んできたりで、韓国警察官の身体にナイフが刺さったりしていました。
韓国の水産物を根こそぎ中国は持っていってしまうとかで、なんせ不法漁船は2,000船に及ぶそうです。
竹島や従軍慰安婦問題での日本への対応を見ていると、激しい反中国運動が韓国で起きてもよさそうなものですが、そうはなっていません。
今、韓国にとって中国は大切な輸出先です、また、日本に来なくなった中国人観光客が大量に韓国を訪れており、ここでも大切な外貨獲得先なのです。
韓国も大変だなと思っていたら、次のニュースは韓国人が中国へ偽のスマートフォンを多量に売りつけ、1,500万円をだまし取ろうとしたというニュースでした。
しかも偽のパッケージの中身はただの粘土、あまりにもお粗末です。
先には韓国に同情しましたが、こりゃどっちもどっちだわ~とあきれました。
同時に、こんな難しい国というか民族と付き合っていかなければならない日本の立場の難しさも痛感させられました。
互いの国同士、そして国民同士が信頼関係を結ぶのに絶対やってはいけないことは暴力と相手をだますことです。
かつて日本はそれを隣国の韓国や中国にやってしまい、いまそのつけを払わされているとも言えます。

同じように会社においても暴力は問題外ですから、だます、嘘をつくが信頼関係を壊す最大要因だと思います。
よく自分の都合のいい事だけを言ったり、相手によって報告内容を微妙に変えたりする人がいますが、私から見るとこれも嘘の一種です。
これから日本、中国、韓国、この3国が仲たがいしていてもなにもいいことはありません。
3国ともそれは良くわかっているのです。
でもそう簡単に修復はできないでしょう。
日本の将来への大きな不安要素のひとつです。
一度、互いの信頼関係が崩れるとどうなるか、この極東3カ国の現状がまさにそうです。
会社の人間関係も同じです。
嘘、自分に都合のいい報告、報告相手の使い分け、当社はこれらを排除して、家族のような信頼関係で結ばれた素晴らしい会社にしていきたいと思います。

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

私は当社の夢を追いたい

夢なきものは理想なし

理想なしものは計画なし

計画なしものは行動なし

行動なしものは成功なし

ゆえに、夢なきものは成功なし

これは吉田松陰の言葉です。

彼の教えを受けた多くの長州藩士たちが後に幕末の志士となり、明治維新を成し遂げたことはあまりに有名です。

その伝統は今も受け継がれて、山口県は多くの総理大臣を輩出し、安倍総理もこの系譜というか山口出身です。

当社の夢はシスケン手帳にある3つを成し遂げることです。

同時これは私の夢でもあります。

吉田松陰の指摘の通り、夢があるから理想、志が生まれます。

その志が目標となり、計画が出来て、やるぞという行動に転化していきます。

うまくいくかどうか、それはわかりませんが、夢も見ず、夢も追わず、ただ、日々を過ごし、挙句の果ては不満やぼやきや愚痴を繰り返すより、ずっと価値ある人生だと私は思います。

当社にとって新たな期がスタートしましたが、共にみんなで夢を追っていけたら幸せだなと思います。

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

チームワークが呼び込んだ東京への五輪招致

昨日はテレビは一日中、2020年の五輪が東京に決まったニュースで持ちきりでした。

東京に決まった要因は色々あるでしょうが、招致に関わった多くの人達がチームワークの勝利を強調していました。

確かに、前回、リオネジャネイロに負けた時に比べて国民も含めてみんなのベクトルが合っていたように思います。

日本の招致委員会は、それぞれが役割分担を明確に、日本人らしく誠実に、ひたむきに運動を展開したそうです。

フェンシングの太田選手を始め、東京に決まった瞬間の多くのアスリート達の喜びの爆発は、それぞれの競技を代表し、自分の為だけじゃない、同じ競技の仲間たち、後輩たちのため、さらには日本のためにやり遂げたという充実感があったような気がします。

経済は相変わらずぱっとせず、かって世界を席巻したメイドインジャパンは見る影もありません。

中国や韓国との近隣諸国から領土問題でいいようにやられ、福島の原発事故もいつまでたっても終息せず、日本人全体が委縮しているなかで、五輪に夢よ再びと国民も後押しをしました。

前回と違って五輪招致賛成が7割を超えたのもそうした背景だと思います。

水を差すつもりはないですが、五輪招致が今の悩める日本の問題を即座に解決することにはなりません。

ただ、今回の招致運動にみせた、互いの仲間のためにという気持ちの輪が広がっていけば、最終的には日本人同士の連帯感に繋がっていく可能性があると思います。

人が自分のパワーを最大限に発揮するのは、自分のための行動ではなく、仲間を始めとする他者へのための犠牲的行動においてです。

みんなのベクトルが合う大きな要因がこの他者への貢献意識にあると思います。

五輪招致が日本人全体がそうした意識をもたらすきっかけになれば、日本の未来を切り開くことにつながるのではと期待しています。

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

大善は勇気がいる

この夏は本当に暑かったです。

その盛夏に私が経験したことです。

よくお世話になるランチのお店なんですが、出されたサラダの中でカボチャがふっと匂いを感じました。

私は一口食べただけで止めましたが、これをお店に言うべきかどうかで迷いました。 続きを読む

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

変化の先に進化がある by 郷ひろみ

先日の日曜日、嫁さんと郷ひろみのコンサートに行ってきました。

別に私は郷ひろみファンというわけではありませんが、以前、お話したかと思いますが彼の考え方、生き方に感銘を受けた一人です。
若干、15歳でデビューして以来、彼はなんと40年以上に渡り、トップ歌手を維持しています。
彼と同年代の多くのアイドル歌手が消えていく中で、アイドル歌手としてデビューして、未だ第一戦に立ち続け、ヒット曲を飛ばしているのは彼ぐらいです。
私はそんな彼の生き方、考え方を実体験したくてコンサートに行ったわけで、夫婦とも初めての郷ひろみのコンサートです。

会場は超満員で、ほとんどが50代の女性です。
それが一曲目というか、郷ひろみがステージに上がった時点で全員総立ち。
私もこの歳で2時間半、立ちっぱなしのコンサートを体験するとは思ってもいませんでした。
恐るべしおばちゃんパワーなのですが、郷ひろみも負けていません。
あれだけ踊って、走っても、息一つ乱れず、しかも声量は若い時よりはるかに増しています。
毎日200回の腹筋をしていると、どこかのインタビューで答えていましたが、さもありなんと納得です。
ボイストレーニングのために、何度もニューヨークに足を運んだ成果を十分に、聞かせてくれます。

デビュー当時、歌はへたで、甘いマスクだけが売りのアイドルの姿はそこには微塵もなく、素敵に歳を重ねた味のある、それでいてパワフルな魅力的な男性歌手が私の目の前のステージに立っていました。
そして長年、自分を支えてくれたファンの方々に、謙虚に、何度も何度も、「ありがとう」を繰り返し、手を合わせていました。
精進を重ねるとよく言うけど、私は人はここまでやれるんだと感心せずにはおれませんでした。
感動すら覚えました。

今年10月で58歳、私の嫁と同じ年の郷ひろみは言います。

「僕はこれから来る60代を人生で一番素晴らしいものにしたい。そのためには今から始めないと・・大きな船が曲がる前に舵をきるように」

「今まで自分が歌っていないミドルバラードに挑戦したい。この新曲はそうして生まれました」

「僕はね、今のキャパシティーから出ることが変化するということだと思う。そして変化の先に進化がある。その結果、自分のキャパシティーが広がることになる。それが人としての年輪を重ねていくということなんじゃないかな」

素晴らしいな~と、感銘しながら彼の話を聞いていました。

「現状を維持するということは、脳から見ると人として退化するということに等しい」(脳科学者、茂木健一郎)

新しいビジネス、新しい技術に私達は常に挑戦し続けなればならないということを改めて郷ひろみのコンサートに行って感じました。
彼はきっと、素晴らしい60代を生きるでしょう。

私達夫婦はすっかり”ひろみGO!”のファンになってしまいました。

だから私も負けてはいられません。

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

この夏の日本人としてのベクトル

先日の土曜日、家内と二人で映画を見に行ってきました。

で、今朝はその映画の内容の話ではなく、えらく映画館の中が寒かったという話です。

私も家内も寒いだろうという予想はしており、一枚多めに持って入ったのですが、予想以上に寒くて、家内なんぞはほとんどカーディガンにくるまって映画を見ていました。
終わった時には身体は芯まで冷えてという状態でした。

なんであんなに冷やすのでしょうか? 続きを読む

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

お客様第一主義と値決めは経営

昨日の盛和塾福井での輪読会でお客様第一主義が話題になりました。

結論的に言えば、お客様第一主義に反対する人はいないだろうが、お客様第一主義か、社員の物心両面の幸せかどちらが優先かと言えば、それは間違いなく社員の幸せです。
そこまではいいとしてでは、何をもってお客様満足度向上を図るのか。
品質か、サービスか、安さか、はたまた安心感や心和む雰囲気か。
実に様々な意見が上がりました。 続きを読む

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ

「変わらない事実は、毎日変化しているということだ」

「変わらない事実は、毎日変化しているということだ」

これはアメリカの大統領ケネデイの言葉だそうです。
世の中は常に変化しています。

「柔軟な構造の脳がつくり出す人間の世界は、その世界を作りだした人間の脳と同様、柔軟である。」

こんな言葉を皆さんに紹介したこともあります。
つまり常に社会が変化する以上、変化すること拒む人は社会から取り残されていくということです。

仏教では無常、常に在るものは無しと戒めています。

この厳しい現実を正面から受け止め、常に止まることを良しとせず、社会の変化に柔軟に対応した人と企業が唯一勝ち残るのです。
現状に断じて止まってはなりません。
変化や変革を拒むことはもちろんダメですが、むしろ積極的に受け入れるぐらいの気構えが必要です。
新しい技術、新しいサービスに失敗を恐れず次々にチャレンジしなければなりません。
そのことが私達と会社を発展させる唯一の方法なのです。

そんな思いでシスケンフィロソフィのⅢの10、「常に創造的な仕事をする」
を読みたいと思います。

カテゴリー: ブログ | コメントをどうぞ