ど真剣に生きる

今朝はフィロソフィの仕事を好きになるを取り上げます。
今読んでいる稲盛さんの著書「ど真剣に生きる」にちょうどそれに関する記述があるので引用します。
インタビューに応じて稲盛さんが回答している形式です。

【インタビューア】
 会社という組織に勤めているサラリーマンの中には、会社を辞めたいけれども、行き場がない。
いまの仕事にもあまり満足していない」という人はたくさんいると思うのです。
そういう状況にあって、稲盛さんのように目の前の仕事に没頭するという選択をする人は少ないような気がします。
たとえば、余暇のほうに情熱を傾けてしまったり、なるべく働く時間を短くしようと思ったり、そういう方向にいきがちだと思うのです。
ところが、稲盛さんは仕事に没頭しようという方向に目を向けられた。
それはどうしてなんでしょうか。 続きを読む

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稲盛さんと私達ではど真剣さがまったく違う!!

シスケンフィロソフィのⅢで「大家族主義で経営する」があります。
京セラフィロソフィにも入っている項目です。
でも、私達が考えた大家族主義と実際に稲盛さんが考えて実行していることとはこれほどに違うのだということを先日、ある本を読んでいて思い知らされました。 続きを読む

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誰にも負けない努力をする

フィロソフィにはないのですが、稲盛さんの経営の原点12か条に「誰にも負けない努力をする」という盛和塾では有名な言葉があります。
最初私は誰にも負けない努力なんて言われてもとても無理と、思ったものです。
そのことについてこの夏の中国杭州での稲盛経営哲学報告会において触れています。
ご存じの通り私も参加した大会です。
その内容の一部を読みますね。
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無私と利他

利他の心というとピンと来ない人は結構いると思います。
利他という言葉自体、当社に入って初めて聞いたという人も少なくありませんので、この意味するところ理解し、かつ実行するとなるとなかなか大変だと思います。
私もつい利己的に考えていて、あっ、ダメだダメと反省しきりです。 続きを読む

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朝ドラに学んだ夢への情熱

この秋から始まったNHKの朝ドラ「マッサン」を夫婦で見ています。
見ていると言っても朝、二人とも見ている時間などないので土曜日に一週間分をまとめてみているのですが、実に興味深い、かつおもしろいです。
若干、24才で単身、スコットランドに渡り、何度も何度も断られながら、日本で初のウイスキーを製造したニッカウヰスキーの創業者、竹鶴正孝と、その妻・リタの物語です。 続きを読む

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職場は人生をかける聖域

先日、大相撲が終わりましたが、力士にとって土俵はまさに聖域です。
塩で清め、口もゆすぎ、そして土俵での勝負に挑みます。
野球でもグランドは神聖な場で、多くの野球選手は一礼してグランドに足を踏み入れます。
駅伝ですら、タスキを渡し終えた選手が走ってきた道路に一礼するというのは珍しいことではありません。
その他の競技でもこれに近い行動は良く見られます。 続きを読む

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日本の家電業界は何故、韓国・中国に負けたのか

先日、静岡で経済同友会の大会があり、論客で知られる三菱ケミカルの小林社長が講演されました。
私がその中で一番印象に残ったのが何故、家電・エレクトロニクス分野で中国や韓国に負けたのかという点です。
カーナービ、液晶テレビ等々、いずれも日本が開発した商品の国際競争力が最初の100%とからわずか数年で25%以下に急落しているグラフを見せられて、私はここまでひどいのかと愕然としてしまいました。 続きを読む

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京セラの社員に浸透した利他の心

盛和塾の機関紙に次のような京セラ社員の証言が掲載されています。
入社間もなく社内に歳末助け合いのカンパ袋が回ってきます。
以前の会社でもあったことなので大した違和感もなく、彼は財布から小銭を出してこれぐらいでいいだろうと袋に入れます。
するとこれを見ていた上司が「カンパ金をいくら入れたか」と彼に問います。
正直に40円ですと答えます。 続きを読む

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報・連・相はビジネスの基本

報・連・相は、テレビのCMのギャグになるほど、ビジネス上の基本中の基本です。
これが出来ていれば、ビジネスマンとして一流と言えるでしょう。
別に難しいことではないようにみえて、なぜ、これができない人が少なくないのでしょうか。
シスケンフィロソフィにもある通り、帰社してまず、「報・連・相」すべき内容はないかどうか確認するということが習慣化されていないからだろうと思います。 続きを読む

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社会と会社

今朝は、シスケンフィロソフィⅡの⒑ 会社の決まり事や業務プロセスを順守する
を取り上げます。

盛和塾の機関紙にこんなエピソードが掲載されています。
今は引退した京セラの幹部の皆さんの稲盛さんとにまつわる思い出を紹介するコーナーなのですが、元京セラ役員の山本さんの話です。
中途採用者の一人として彼は京セラに入社します。
入社研修が終わったコンパの席で「朝礼に出よ、敬礼をしろというのは、基本的には本人の自由であり、フィロソフィもわからないではないがそれに従えというのはおかしいのではないか」という反発の声が上がります。 続きを読む

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